生活協同組合パルシステム茨城の見学会

パルシステム茨城から18名の方々が見学にいらっしゃいました。バスで6時間以上かけて到着されました。まずはひころの里で昼食をいただきました。その後「さんたろう館」で「木の家」について、平成の森で「すばらしい歌津をつくる協議会」の小野寺様からは津波到達時の映像とお話をうかがいました。

翌日は「語り部」として後藤一磨さんに来ていただき、防災庁舎から戸倉中学校を案内していただきました。

間伐学習会と馬搬

9月12日、南三陸森林組合を会場に、、間伐学習会が開催されました。なぜ間伐が必要なのか?林業を仕事として成立させるには何か大切なのか?等のお話がありました。専門的な内容もかなりありましたが、一般にもわかりやすく解説していただきました。

午後は遠野からやってきた「サムライキング」号をつかって、間伐した木を引き出す「馬搬(ばはん)」の実演。この馬の体重はおよそ1トン。体重と同じくらいの木を運び出せるとのことでした。

山の下流れている小川に木を落としたら、反対側の道に馬を使って引き上げます。大変迫力のある作業でした。

南三陸木の家づくり互助会 設立総会 開催

2013年9月4日(水)19時から、南三陸町志津川にある「さんたろう館」を会場に、南三陸木の家づくり互助会の総会が開催されました。

参加された方もこのようにブログにまとめられています。

http://ameblo.jp/sbhouse/entry-11608491865.html

 

約30名ほどの方々が集まってくださいました。

 

互助会の会長は後藤一磨氏となりました。

来賓には南三陸町から市長(代理)、南三陸森林組合の佐藤組合長、南三陸町商工会の須藤会長、南三陸福興まちづくり機構から山内理事長が駆けつけてくださいました。

互助会の設立趣意書は以下の通りです。

 

東日本大震災後、早くも2年半が経過しました。津波により何もかもが押し流された跡には青々とした草が茂り、暑い仮設住宅での3回目の夏が終わろうとしています。町のあちらこちらで新しい家が建ち、高台移転工事も漸く始まりましたが、心休まる自分の家に住めるのは、多くの人達にとってまだまだ先になりそうです。我慢は限界に近づきつつあります。

 

高台が出来ても、被災者の誰もが家を建てられるわけではなく、確かな収入が保証される仕事が無ければ、家を建てることも町に残ることも出来ません。高齢者は家を建てるための資金を借りることも出来ません。このままでは、仕事を求めて町を去る人々が増えて、大震災前からの「若者が去り過疎高齢化が進む」傾向に更に拍車がかかってしまうことを心配しなければなりません。

 

 大震災は「物質文明」の脆さを教えてくれました。窮状を救ったのは、山の水と薪、大切に蓄えて来た米、自給用野菜、そして人々の助け合いの心でした。今こそ、物の豊かさのみを求める日本の都市型経済に追随するのではなく、人々が心豊かに暮らせる地域づくりを行なうことが必要です。その基礎は、森・川・海の自然と、その自然に寄り添い、持続的に活用出来るように保全し助け合う人々の知恵と心です。

 

南三陸地域には、豊かな森林を守り育て活用して来た人々の営みがありました。しかし、先輩たちが汗水流して植林し育成して来たにもかかわらず、輸入材に押されて立木価格は暴落し、現在では人の手が入っていない人工林が目立つようになって来ています。人工林の中心はスギです。このスギを家づくりに活用し、森林を持続的な資源として再生を図ることが出来れば、次のように多くの課題を克服出来る可能性があります。

 

 新建材・合板・ボード・石油化学製品を用いた最近の木造住宅に対して、日本の伝統的工法である「板倉の家」は3倍の木材を使用し、耐震・防火性能に優れ、壁紙・接着剤などの石油化学製品を使いませんので、シックハウス症候群になりません。地元材をたくさん使えば、森林の再生・林業の復活・雇用の創出・技術の伝承につながり、さらに端材を薪などエネルギーとして利用することによって化石燃料の使用を抑えることが出来ます。

 

とはいえ、道は楽ではありません。そこで私たちは、東北での伝統的な労働の出し合いである「結い」や暮らし全般の相互扶助が、森・川・海の地域資源を守って来た歴史に学び、互いに助け合いながら家づくりを進めるための「南三陸木の家づくり互助会」を結成することに致しました。情報・技術・手間・資材などを出し合って、1軒でも多くの心やすらぐ「木の家」を建てて行きたいと思います。

 

 互助会活動と様々な「復興」活動が連携して成長し、南三陸が心豊かに暮らせる地域として発展することを願っています。そして、大震災で地元を離れざるを得なかった方々のUターンや都市部からのIターンを促し、地域定住に寄与出来ればと考えています。

どうぞ、趣旨ご理解戴き、多くの方々のご参加・ご支援・ご協力・ご賛同をお願い申し上げます。

 

201394

一般社団法人 地域再生コミュニティビジネス推進協会

 

住所:東京都新宿区大久保2-2-6 ラクアス東新宿